こんにちは、べえ(@gamersbei)です。
前回は仕掛ける気満々のオベイユアマスター。イラッとしてかかり気味のタマモクロス。慣れないポジションで体力が下がったオグリキャップなど波乱の展開でした。
53話の感想はこちら⏬

ここからが本編です。
オグリが一位を獲るためには?
週刊ヤングジャンプ 2021年42号 「ウマ娘シンデレラグレイ」第53R 参照
この漫画のすごいところは冒頭でオグリの目線を入れているところと本当にヘトヘトな顔をしているところ。
顔を見るだけで本当に体力が尽きるんだなとわかるし、ここから逆転できるとは思えない展開が上手いと思う。
それでも今まで1位と2位しか獲っていないのでそれ以下の順位が想像できないのもオグリキャップのすごいところだ。
鍵となるのは六平トレーナーが控室で約束したことだ。
史実を知らない筆者が予測するに先行策が失敗したら最終直線まで温存することだと思う。
オグリの十八番といえばやっぱり日本トップクラスの末脚だと思うし、彼女ならゾーンに入るきっかけをなんとなく掴めていると思うので、最終局面でゾーンに入って一位は無理でも3位以内には入れるだろうと予想。
もうひとつ気になったのが最後のオベイユアマスターのシーンだ。
どうやったらこんな技術身につくんだろう。管理人にはできないな。
週刊ヤングジャンプ 2021年42号 「ウマ娘シンデレラグレイ」第54R 参照
試合前からあれだけ注目されていたのに(読者目線で。メディアには注目されていなかった)、試合では静かにしているので不気味でしかない。
オベイユアマスターはG1で結果を残せなかったウマ娘だ。
トニビアンカやオグリキャップからすればその他ウマ娘ぐらいしか思っていないかもしれない。そうでなくても自分のコンディションだけしか見ていないのは確かだろう。
今までの描写からの推測しかないが。つまり警戒はするけど脅威じゃないと今までのデータから予測したと思われる。
彼女にとって敵と呼べるのはタマモクロスしかいないかもしれない。タマモクロスは急に走行を変更したことからただ早いだけではなく創意工夫し、相手を翻弄するタイプだと推測したのだろう。
彼女自身もともと才能があったわけではなく努力と作戦で日本一まで成り上がった人間なのが物語っている。
だからオベイユアマスターはタマモクロスをイライラさせて自分のペースで走らせない作戦を立てた。
だからレース前からあんなに突っかかってくだのだろう。
実際に作戦は成功して自分の走りをしていない。
この話ではゾーンに入って現在1位なので、絶好調に思える。
しかし、ゾーンとは集中力が非常に高まり、周りの景色や音などが意識の外に排除され、自分の感覚だけが研ぎ澄まされ、活動に没頭できる特殊な意識状態。
つまり脳がかなり疲れるというデメリットがある。
ここで菊花賞で六平トレーナーが言ったことを思い出して欲しい。
週刊ヤングジャンプ 2021年31号 「ウマ娘シンデレラグレイ」第46R 参照
この話が重要な伏線だとしたら、2400Mのジャパンカップで脳が疲れるってかなりピンチだ。
オベイユアマスター自体ゾーンのメリットとデメリットをかなり理解してるだろう。
だから極限の集中力を挑発で乱し、何度もペースを崩させたことで体力も消耗させた。
ゾーンが切れかかったのを見計らってそのまま1位を取るのがオベイユアマスターの作戦だろう。
それでも個人的にタマモクロスが消耗し、トニビアンカを封じ込め計画通りとキメ顔をしたところでオグリのゾーンで大逆転をしてほしいという願望がある。
ここまで考察したのはいいものの展開が読めないのがこのシンデレラグレイの魅力だ。
早く結果を知りたいのに来週号が休載なのが悔やまれる。
推しの子とゴールデンカムイを読みながら次回を待ちたいと思う。
ではまた!!

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